2014-01-01から1年間の記事一覧

白鵬、歴代最多の32度目V…大鵬と並ぶ

大相撲九州場所千秋楽、さすが白鵬、見ごたえのある相撲で完勝した。その裏には、毎日の基本の積み重ねがあるという。隙のない体捌きと、あふれる気の充実・・・どこから。新聞報道は、次の通り <2014年11月23日 読売新聞> 大相撲九州場所は23日、福岡国…

剣道日本一 筑波大の竹ノ内佑也・四段

2014年11月3日に行われた全日本選手権を21歳5か月で制し、最年少優勝記録を54年ぶりに更新した筑波大の竹ノ内佑也・四段だ。 経験と技術で上回る他の剣士たちに、「自分にできることは気持ちで勝つこと」とひるまず、決勝でも身長1メートル78、82…

[掛け声」の効用

剣道で気力充実した稽古をするには、気を伴った掛け声が欠かせない。1.我が気力を充実させる 2.打ち込む太刀の勢いを加え3.敵を威圧し、その挙動を制すなど、その効用が言われる。「気合」の一歩は掛け声から・・・と、少年剣士に説いて久しい。

氣が動いているか

読売書法展で読売大賞に輝いた 松原宏仙さん(52)の記事を興味深く拝見した。 書道にも「氣」が大事。そして「呼吸に緩急をつける」。ああそうかと、納得した。 剣道、居合道にも通じるからである。特に高齢者の剣道では、この「氣」が欠かせない要件と考…

暑中稽古

7月28日(月)島田道場の稽古日。猛暑の中、流汗淋漓。本日の反省点。1.一本目「前」 いまだ目付定まらず。常に修正を心がけること。悪い癖がついていると、修正に時間がかかる。抜きつけの時の気・剣・体一致も不十分と感じる。切っ先が生きた抜きつけが…

正しい居合を抜くには、悪癖を修正すること

長年、同じ稽古の連続では居合道の本質に近づくのは難しい。単純な、そして決められた形の修練のみでは、進歩がない。振り返って、稽古とは何か、深く考察することも大事。最近の稽古の反省点は、長年染み付いた悪癖を何とか修正しなければとの思いがある。…

攻めと気・剣・体一致

剣道は、気で攻め理で打て、とはよく言われる。 気で攻め、打突の機会を作り、溜めて打ち切る。そして、隙のない残心。剣道修行に求められる課題・・・簡単には会得できない。百連自得あるのみ。特に、高段者の審査では、このことが求められる要件である。

狭き門、剣道8段

平成26年3月に岡山県で実施された剣道8段審査は、合格率0.9%と相変わらず厳しい内容だった。最近の受験者は増加しているものの、合格者の数は、ほんの一握りである。今回の受審者は1、016名、合格者は9名と狭き門。審査会結果における久永先生の寸評は以下…

技術の基礎は正しい姿勢から

剣道人には、正しい姿勢の人多し。剣道の修行において、正しい姿勢を習慣づけているからであろう。剣道修行において、姿勢は技術の基礎、根源とも言われているが、常に自然体で真っ直ぐな剣道を心がけたいものである。姿勢が正しければ、動作は自在、品位も…

小さな体、大きな気迫

[昭和名人伝]十四世喜多六平太 小さな体、大きな気迫◆身長わずか150センチほどの六平太が舞台に立つと、小ささを忘れさせる迫力に満ちる。 血のにじむ稽古を積んだからだろうか。本紙に寄稿していわく、「この道の修業は、無限に続く石段を上っているよ…

自己の習癖に注意し、欠点を質す

長年の稽古の中で身についた習癖、これを質すこと・・・多くの剣道人が抱えている課題であろう。このことを怠り、漫然と練習を重ねても一定以上の進歩は難しい。習癖に注意し、欠点を質す稽古を怠ってはなるまい。

剣道形考

現代剣道でもっとも憂うべきことは、試合の勝敗にこだわりすぎて剣道の本質がうとんぜられていることである、との風評を聞く。剣道の基本を正しく身に付けるためには、剣道形を合わせて修練することが大切であると説く識者も多い。 しかしながら、多くの稽古…

生きることは 一筋がよし 寒椿

◆編集手帳は、サッカー本田圭佑選手(27)のイタリア1部リーグ(セリエA)の名門、ACミランの入団記者会見を取り上げた。・・・前文省略・・・12歳のとき、いつかセリエAで背番号10をつけたいと卒業文集に書いたという。〈生きることは一ひと筋が…

有効打突は、充実した気勢から

◆有効打突とは充実した気勢、適正な姿勢をもって、竹刀の打突部で打突部位を刃筋正しく打突し、残心あるものとする。 (剣道試合・審判規則)充実した気勢を、どのようにして作り出すのか。ただ大きい声を出すのみで、「充実した氣」は出現しない。氣の出し…