2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧
水の巻 武蔵はこの巻で、精神と肉体の両面から、自己をいかに鍛錬するかについて、詳細に説いている。「心の持ち方」からはじまって体の姿勢、目の付け方、刀の持ち方、構え方、ふり方、足づかい等すべて多年の稽古と実践から生まれただけに、迫力と含蓄に富…
剣道で、よく「攻め」が足りないとか、「攻め」が弱いとか、「攻め」を勉強せよ、などとよく助言される。 理屈では分かっていても、ひとくちに「攻め」といっても大変難しい。自分では攻めているつもりでも相手が反応や変化がない場合は「攻め」にはなってい…
地の巻武蔵は、まず、この巻で、二天一流の基本的な考え方を展開している。武士たるものは文武の二つの道をたしなむことが原則、そして、兵法の法則を究めることこそ大切と説く。 ◆此一流二刀と名付ける事二刀を腰につけるのは、武士の道である。この二刀の…
「五輪の書」は、宮本武蔵自身が二天一流について書き残したものである。 生涯六十余度の勝負に一度として敗れたことのなかった宮本武蔵。「五輪の書」は剣の心を最もよく伝える書として評価が高い。 ◎五輪書のあらまし本書は兵法を五つの道に分け、巻を別に…
居合道7・6段審査・青木栄治先生の寸評次の通り。 ○心構えについて 形で表す武道である居合道は、どのような状況に置かれても己を失わず、敵に応ずる心の備えと体の備えが求められる。待機中の姿勢、開始線立った時の目力、着座帯刀したした時に敵が作られて…
7月19日の「編集手帳」は次のように、サーカーなでしこの快挙をつづる。 ◆頂点をめざす競技者は「上を向く」ことを習性として身につけた人々である。 ◆サッカーの女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会で日本代表「なでしこジャパン」が初優勝の快挙を成し遂…
7月16日、山梨定例居合道講習会は甲府南公民館。10数名の参加だった。 全剣連居合を相川先生に見てもらう。 1.抜きつけ、切り付けに勢いがほしい。また、振りかぶりの切っ先が下がっている、との指摘を受ける。 さや引きが足りないか、もしくは手の内、あ…
7月12日(火)、島田道場で居合道の稽古。汗を拭きながらの暑中稽古。 古流・夢想神殿流の初伝・大森流、中伝・長谷川英信流、奥伝を一通り抜く。 ◆中伝・長谷川英信流について、島田先生に見てもらい、アドバイスを頂く。 ・両手のバランスを考慮すること。…
◆富士剣道大会に審判として参加した。小学生から一般まで各層が参加した盛大な大会であった。大会開催の準備等事務当局のご苦労は大変だったに違いない。 ◆気合の感じられる、好試合が随所に見られた。 ・小学生は、一生懸命取り組んでいる様子は好感が持て…
居合道大会に参加した。◆審判をしていて感じた点 1.自信を持って抜いていると思われる選手とそうでない選手、いろいろ。やはり普段の稽古の度合いが現れる。 2.試合経験を積んでいるか、どうかの違いも演技に現れる。 ◆模範演武に参加しての反省 1.なん…