富士剣道大会に思う

◆富士剣道大会に審判として参加した。小学生から一般まで各層が参加した盛大な大会であった。大会開催の準備等事務当局のご苦労は大変だったに違いない。

◆気合の感じられる、好試合が随所に見られた。
・小学生は、一生懸命取り組んでいる様子は好感が持てた。基本の構え、足の踏み方、打突の間合い、正面打ちなど、今後とも基本の積み重ねが必要であると思った。

・高校生ともなれば、構え、姿勢、スピード感など見ごたえのある試合も多かった。が、全般的に、攻めからの打突の好機をとらえた攻防がほしかった。

・「三つの許さぬところ」という教えがある。相手の技の起こり頭、相手が受け止めたところ、相手の技が尽きたところの三つ。この逃すべきでない打突の好機をとらえるのは、言葉でいうほど簡単ではない。修業が大切・・・。