2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

子供の剣道試合に思う

子供のチャリティ剣道大会の審判を務めた。◆全般に感じたことを若干記しておきたい。1.一生懸命に剣道に取り組んでいる様子がうかがわれ、好感が持てた。子供の剣道は素直で真剣そのものである。2.普段の稽古が試合の成果に現れるのは当然であるが、その…

剣道審査会寸評(2011,6)

「剣道審査の寸評に学ぶ」◆8段審査について、林邦夫先生の寸評は、次の通り。 合格者は、次の点に秀でている。 ①姿勢・構えに勢いがある。 ②間合いの取りが適切である。 ③攻め合いから打突の好機を捉え、打ち切って打突し自然に残心が備わる。 この3つがひ…

自然体を保つ

◆剣道においても、自然体を保つことは重要と、先人は教える。身体の運用は、手と心と足の三つが一致して、動作を敏捷にしなければならない。その練習方法はまず、構えの姿勢にある。常に手心足の三拍子の一致を以って前に進み後に退きあるいは左に右に四方八…

剣道の基本習得の重要性

◆剣道の修業では「基本が大切」とよく言われる。かかる基本について、若干考察してみたい。剣道修練にあたっては、剣道の基礎となる基本的動作を正確に体得することが肝要であるが、こどもの剣道指導では特にこのことを重視しなければならない。おろそかにす…