2022-01-01から1年間の記事一覧

残心

残心 武道における残心とは、技を決めた後も心身ともに油断をしないことである。 居合道では、技の終わったあとでも気を抜かないこと・・・「美しい所作」の継続で技がいきてくる。余韻を残す・・・究極の道へ。 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wiki…

藤平式呼吸法に学ぶ

呼吸法は剣道の極意である、と先達は言う。合気道名人の藤平光一氏の説く呼吸法に興味を持ち、実践してみたいと思っている。剣道・居合道の上達に向けて。 以下、藤平光一氏の呼吸法訓練の方法である。 呼吸法の極意 「出る息は天地(てんち)万世(よろずよ)に…

「先達に学ぶ居合道の極意」

居合道修業上のポイントについて、先人の教えに学ぶことが、欠かせない。ここに、拾い上げた教えを列挙し、平素の稽古を問い直す一助にしたい。 <礼儀(正しい態度・作法)>1. 着装と作法も重要な点である。正しい着装こそその人の修業の深さを感じさせる…

剣聖 羽賀凖一の教え(剣道・居合道)

近著典彦著「最後の剣聖 羽賀凖一」より抜粋 ◆羽賀凖一の教えの基本中の基本は「正しい姿勢・正しい呼吸」であった。羽賀準一は剣道でも居合でも、姿勢の「くずれ」を極度に嫌った。 <羽賀凖一の姿勢・呼吸に関する言葉> ・剣道・居合の基本はくずれないこ…

吉川英治「宮本武蔵」抜粋

吉川英治「宮本武蔵」抜粋 ◆「お通どうじゃの、わしが挿(い)けた花は生きておろうが」 伊賀の壺に、一輪の芍薬を投げ入れて、石舟斎は、自分の挿けた花に見惚れていた。 「ほんに・・・・・」 とお通はうしろから拝見している。 「お殿さまは、よほど茶道も…

心すべき稽古の重要項目を振り返る

新型コロナ感染症が確認されてから2年。いつもの稽古ができない生活が続く。このブログの投稿も遠ざかっていた。久しぶりに剣道で重要なことを振り返ってみた。 第1に、姿勢である。 正しい姿勢から正しい打突が生まれる。自然体で、上半身に力みがなく下半…

心すべき稽古の重要項目を振り返る

新型コロナ感染症が確認されてから2年。いつもの稽古ができない生活が続く。このブログの投稿も遠ざかっていた。久しぶりに剣道で重要なことを振り返ってみた。 第1に、姿勢である。 正しい姿勢から正しい打突が生まれる。自然体で、上半身に力みがなく下半…