心すべき稽古の重要項目を振り返る

 

新型コロナ感染症が確認されてから2年。いつもの稽古ができない生活が続く。このブログの投稿も遠ざかっていた。久しぶりに剣道で重要なことを振り返ってみた。

 

第1に、姿勢である。

正しい姿勢から正しい打突が生まれる。自然体で、上半身に力みがなく下半身が充実し、いわゆる「上虚下実」の体勢を作ること。正しい構えからいつでも打突できる「勢い」を感じさせる活力が欲しい。

 

第2に、「攻め」である。

攻めのない剣道では、審査では評価されないし、試合においても有効打突につながらない。普段の稽古においても上達につながらない。さて、「攻め」を身につける方法、これは難題である。

その方法とは、形式的に言えば、「三殺法」がある。

・剣先による攻め→ここで大事なのは、自分の剣先が中心から外れないこと。

・気による攻め→充実した気勢で攻める。呼吸法や気合いが重要。

・技による攻め→常に先をとり、責め立てる。相手に思うように技を使わせない。

いずれも、鍛錬の積み重ねによって、体得するのみである。もちろん、研究・工夫もおろそかにできない。

 

剣道の教え「攻めて・崩して・捨て身」が永遠の目標か!