2018-01-01から1年間の記事一覧

剣道審査会の寸評に学ぶ稽古の留意点

2018年11月の八段審査の合格率は、0.7%。やはり狭き門であった。 「剣窓」掲載の、審査員の先生の寸評によると・・・①攻め崩しがない。 ②気迫不足 ③打突の強度が足りない。 ・・・との指摘がある。※攻め、気迫、適正な打突の研究と実践が求められる。 …

大工鉋の秘術

山岡鉄舟「剣禅話」に大工の鉋の秘術を例にとり、剣道修行について考えさせられる興味ある記述がある。剣道修業の根本を語り、極意は自ら実践工夫し自得するものである、と教える。すなわち、上しこの手加減は自分でやってみて知るほかなく、どうやっても他…

上虚下実

剣道に「上虚下実 」の教えがある。稽古の時に、先生から「肩の力を抜け」とか「しっかり踏み込め」とかの注意を受けることが多くあります。 それは、剣道にはこの「上虚下実」の教えがあり、その状態が非常に重要だからだそうです。 「上半身は力を抜き、両…