剣道審査会の寸評に学ぶ稽古の留意点

2018年11月の八段審査の合格率は、0.7%。やはり狭き門であった。
「剣窓」掲載の、審査員の先生の寸評によると・・・

①攻め崩しがない。
②気迫不足
③打突の強度が足りない。
             ・・・との指摘がある。

※攻め、気迫、適正な打突の研究と実践が求められる。


さらに、特に身につけて欲しい点として、次の二点が指摘されている。

①攻防・・・無理、無駄の技を少なくし、初太刀を大切に一刀一足の間より一拍子の技を出すよう努めること。

②体捌き・・・腰を中心にした足捌きで、手先のみの捌きをしないこと。

※打突の好機を如何に作るか、気剣体一致の動作を体現するための心身の鍛練がいっそう求められる。