2012-06-01から1ヶ月間の記事一覧

居合は「鞘の内」

◆居合は「鞘の内」と呼ばれる。居合の勝ちは鞘の内にある。すなわち、抜かぬ前に吾が心法の利をもって敵の心を制圧し、技の起こりを封じ、体の働きを奪い取る。それでもなお敵、害意を失わず切り懸けくるや、鞘離れの一刀、剣光一閃のうちにこれをたおすのが…

剣道七・六段審査会寸評

2012,4月、京都で実施された剣道六段の合格率は13,4%、七段は16,6%であった。高段者の審査とあって、やはり難関。剣窓6月号に掲載された、小坂達明先生の審査会寸評以下の通り。1.特に感じた点は攻めが不十分であること本来剣道は攻撃に重きを置いて、攻…

剣道八段審査寸評(2012,5、2)

剣道八段といえば、剣道会最高の段位で、合格率も1%程度という狭き門。5月に京都で実施された八段審査について、「剣窓」に記載された鈴木先生の寸評は以下の通り。◆審査で評価されるには・・・。1.剣道の基本は「気」。気迫に満ちた立合いをすること(充…