剣道日本一 筑波大の竹ノ内佑也・四段

2014年11月3日に行われた全日本選手権を21歳5か月で制し、最年少優勝記録を54年ぶりに更新した筑波大の竹ノ内佑也・四段だ。
経験と技術で上回る他の剣士たちに、「自分にできることは気持ちで勝つこと」とひるまず、決勝でも身長1メートル78、82キロから振り下ろす得意のメンを2本決めてみせた。
「勝負勘にたけていて、心が乱れない」と認める筑波大の鍋山隆弘監督も「ここまでやるのは予想外」と快進撃に舌を巻いた。世界選手権での代表入りへの手応えを問われると、「まだまだ。もっと力をつけないと」と、はにかみながら謙虚に語った。
(読売新聞)