正しい居合を抜くには、悪癖を修正すること

長年、同じ稽古の連続では居合道の本質に近づくのは難しい。単純な、そして決められた形の修練のみでは、進歩がない。振り返って、稽古とは何か、深く考察することも大事。

最近の稽古の反省点は、長年染み付いた悪癖を何とか修正しなければとの思いがある。

一つは、目付。「見えない敵を見て切る、のが居合」、仮想敵を相手にしていることを忘れないように。

二つ目は、「居合は腰で抜き、腹で切り、腹で納めよ」の教えを実践すること。

三つ目は、体がぶれないこと。腰の安定、不動の姿勢を作り上げること。

いずれも難題。