藤平式呼吸法

◆呼吸法の極意

「出づる息は天地よろずに及び、吸う息は服内の寸分の内におさまる」これが呼吸法の極意である。出づる息、吐く息は天地いっぱいに広がっていくつもりで吐き、吸う息は腹内の無限小の一点におさめるつもりで吸う。腹内の一点は臍下だが、一般に言う臍下丹田とは違う。無限小でありながらゼロではない一点である。

藤平光一氏のいう呼吸法を学ぶことも、鍛錬のひとつと思う。